ちょうど一週間前、先週の日曜日に譲渡したショーンでしたが
本日、残念ながら中標津へ帰って来ました。

新しい家族のみなさんになついてはいたものの
1人での留守番がどうしてもできず
連日ケージから脱走し家のドアを破壊し
ケガをしてないのが不思議なくらいだったそうです。

家族がそばにいれば全く問題なく落ち着けるのに
留守番はどうしてもダメで。
でも今後も留守番は続くので

ショーンのためにも
ここにいるのは良くないと思い
帰ってくることとなりました。
飼い主さんに頑張ってもらっても
結局ショーンには我慢を強いることになるので
それはショーンのためではないと思いました。


今日午前中、中標津まで連れて来てもらい
プレハブではなく別の場所で待ち合わせ
引き取りました。

飼い主さんにリードを引かれて歩く様子は
すっかり慣れて普通の飼い犬です。
こんなになついてるのにね…
だからこそお留守番が不安だったね。

私の車に自分から乗ったショーン。
この前ブランとブリュレ乗せたばっかりだから
ニオイしたかな。


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いままでずっと姉妹一緒に過ごして来て
1人になったことがなかったショーン、
その気持ちを考えないで
留守番の長いおうちに譲渡してしまったこと
これは私のミス以外のなにものでもありません。
ショーンに不安な思いをさせてしまって
かわいそうなことをしました。

プレハブにはまっすぐ戻らず
一度我が家へ連れて帰りました。

かなり疲れていたのか
私のいるテーブルの下で熟睡。


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その後はうちの犬たちにくっついて行っては怒られたり
でもめげないでやっぱりくっついて行ったり
私が動けばいちいちついてくるショーン。

ほんとにさみしがりの甘えん坊です。

今度はお留守番のないおうちで
いつも家族がそばにいてくれるところを探そうね。
やっぱりショーンにも
頼もしい先輩犬がいるおうちがいいのかな。
焦らずゆっくり探そう。




そして夕方、プレハブへ連れて行きました。

思いがけず戻って来たショーンに
大興奮で歓迎するブランとブリュレでした。



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そして久しぶりに3人でひょっこり


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今回の件ではさすがに私もへこみましたが
へこんでる場合じゃないですね。
深く反省して、同じ間違いをおこさないように
さらに慎重に3人の家族探し頑張らなくては。

少なくとも、我が家に連れて来たショーンは
全く手がかからず
このままうちにおいておいても問題ないという感じ。
うちの子たちと一緒なら
留守番もフリーで出来ると思います。

今回譲渡先ではかなり派手にドアやゲートを破壊しましたが
それはすべて1人で置いて行かれた不安からのものです。
環境を整えそのおうちの家族としてショーン自身が納得・安心出来たら
留守番だってできるようになると思います。

そのあたりはショーンだけでなく
ブランもブリュレも同じだし
どこからどんな犬を迎えても同じだと思います。

犬を家族に迎えるのであれば
どうか人間の都合を犬に押し付けるのじゃなく
犬の都合に人間があわせてあげてください。
そのつもりがないのなら
わざわざ犬と暮らさないでください。
犬は犬です。人間とは違う生き物です。
犬を飼おうと、人間の生活圏に連れて来るのは人間の勝手です。
どうかそれを忘れないでください。
常に犬の気持ちを想像すること忘れないでください。
今現在犬と暮らしてる方にも改めてそのこと伝えたいです。


ショーン、本当にごめんね。